「データを見る習慣」を身に付けよう!

まずは「習慣化」

データ分析は、誰か特定の人がものすごいスキルを発揮するというよりかは、組織としてデータを見るという文化や習慣が根付いてることが大切だと思ってます。

「データドリブン」なんて言ったりしますが、そんな大層なことではなく、単に日々の業務にデータを織り交ぜて話をしましょうね、というだけでよいです。

これは、「毎日食事の後は歯磨きをしましょう」とか「夜10時までには寝るようにしましょう」とか「毎日机に向かう癖をつけましょう」とか、そういうのと全く同じです。

まずは定例会で数字を見よう

例えば営業定例会の時に、SFAを見ながら今週の商談数や受注数、受注金額を確認する。開発定例会の時に、テストで発見された不具合数とその傾向を確認する。そんな事で良いと思います。

定例会の時に、定性的な口頭報告になっていることってめちゃくちゃ多いと思いませんか。「●●に訪問しました」とか「●●の開発しました」とか。それだけだともったいないので、まずはそこにデータを組み込むことから始めてみましょう。
「目標5社のところ7社訪問できました。ちょうど新年度で新しい部署で何か新しいことをしたいと情報収集してるみたいで、4社からその話を聞けました」とかで構いません。

自分たちの出来ることから始めよう

最近はデータサイエンスとかDX化といった名目で、どの企業もそういった高度なデジタル人材を欲しがっています。
ただ、どの企業もできれば内製したいけど、専門組織を抱えるのはなかなか大変。ITもそう。
大風呂敷掲げて意気込むんだけど、そもそも人の集め方や組織の作り方が分からない。だからコンサル雇うんだけど中の文化は変えられない、みたいなのがビジネスにおけるデータサイエンスの現在地かなって思います。

なので、データサイエンティストを採用しようとか、内製化しようとか、そういうことを考える前に、日々の自分たちの習慣を変えるところから始めようね、というお話でした。

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